2022年度

第44全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会

概要

【日時】令和4年7月23日(土)団体戦、24日(日)個人戦
【場所】滋賀県
 近江勧学館
 よいこのもり保育園
 びわ湖大津館
 大津市民文化会館
 滋賀市民センター など
【主催】
 (一社)全日本かるた協会
 (公社)全国高等学校文化連盟
 (一財)天智聖徳文教財団
  滋賀県かるた協会
【主管】
 日本高等学校かるた連盟
 高等学校文化連盟全国小倉百人一首かるた専門部
【後援】
 文部科学省
 滋賀県・滋賀県教育委員会
 大津市・大津市教育委員会
 びわ湖大津観光協会、NHK大津放送局

競技結果(団体戦)

<1回戦>
 若狭 2-3 成田(千葉県)



【若狭】  【成田】
清水(四) ×  12  ○ 倉持(四)
藤本(主) ○  6  × 平野(副)
江上(三) ×  10  ○ 川本(三)
横田(五) ×  5  ○ 日改(五)
中村(副) ○  7  × 嶋田(主)


以下は団体戦の試合を振り返った5名の選手の感想、反省である。

主将(藤本):徐々にリードし、リードを保ったままで6枚差で勝利できた。敵陣を鋭く攻め切り、差を広げることができればチームを勢いづけることができたと思う。さらに敵陣を攻め切る力がこれからの課題だ。
副将(中村):前半からリードを保っていたものの、なかなか勝ち切ることができなかった。早めに勝ち切る力が必要だと思う。
三将(江上):対戦相手の特徴を掴みながら試合の流れを掴みかけていたが、お手つきも多く相手陣を抜くことが難しくなった。
四将(清水):緊張していて読み手の間を合わせられなかった。メンタル面の強化が必要である。
五将(横田):試合前半は良かったが、後半は思うように札が取れず相手にリードを許し、最終的に追いつくことができなかった。引退試合となったが次の部員に思いを伝え、継承していってほしい。

2勝3敗と1回戦で惜敗したが、最高の舞台に立てたことは大きな収穫であった。


競技結果(個人戦)

A級の部    3位 寺澤 莉子(藤島3年)
B級5の部  3位 中村 萌愛(若狭3年)
C級8の部  3位 吉村 はな(若狭2年)
D級24の部 1位 堀川 恒 (武生2年)
D級19の部 2位 市野 青空(美方3年)
D級23の部 4位 谷口 美咲(武生3年)
E級10の部 1位 西野  綾峰(若狭2年)
E級21の部 4位 内藤 優奈(若狭3年)
E級23の部 4位 西脇 愛純(若狭3年)

コロナ感染症第7波が猛威を振るう中開催された本大会の個人戦は、E級は2、3年生のみというという出場制限があり、過去最高の参加となった前々大会の2,337名より少ない1,982名の選手が参加した。各級でそれぞれ30名程度の部に分かれて試合を行い、福井県は4位以内に 9名の選手が入賞した。中でも、藤島高校寺澤莉子さんがA級3位という、近年の中でも好成績を収めた。
コロナ禍での開催も2年目となり、感染予防対策を行いながら、大会が開催されたことに感謝しつつ、早くコロナが終息し、通常通りかるたを取れる日が戻るのを心より願うばかりである。