2022年度

第31回全国高等学校文化連盟将棋新人大会

概要

新人大会終了後の理事会で、新人大会の戦績を参考に男子2名、女子2名の代表者を選出した。

【日時】令和5年2月9日(木)~11日(土)
【会場】アピオ甲府タワー館(グランドステージ)
【出場者および成績】
 男子個人戦 
  庄司 吉宏(藤島1) 髙橋 一樹(北陸2)
 女子個人戦 
  岩井 心優(福井1) 木村 円香(坂井1)

髙橋一樹(北陸2)、庄司吉宏(藤島1)、木村円香(坂井1)の3名とも予選突破はならなかった。
岩井心優(福井1)はあと1勝で2日目の準々決勝に駒を進めることができる決勝トーナメント3回戦まで勝ち進み敗退した。最終結果はベスト16だった。

参加校及び参加者について

今年度も新型コロナウィルス感染症の影響を受ける中での大会開催となったが、3年ぶりに全学年がそろっての大会となった。また高校生棋士NO.1を決定する竜王戦も3年ぶりの開催となり、福井県予選には多くの3年生の参加があった。
令和4年度の県内大会への参加校と参加者数は、別表のようになった。3つの県大会の参加者総数は184名で、昨年299名と比較すると約100名の減となった。11月の新人大会では運動部と兼部している生徒が出場をしない、また体調不良等での欠席をする生徒が多く見られた。



学  校 5月 7月 11月 のべ数
金  津 12 7 7 26
坂  井 3 4 9 16
大  野 1 0 0 1
勝  山 8 6 6 20
藤  島 20 13 6 39
武  生 7 8 8 23
福  井 3 5 2 10
北  陸 7 5 5 17
福井南 3 5 4 12
敦賀気比 3 2 1 6
福井高専 3 3 1 7
星槎国際 2 3 0 5
若狭東 1 1 0 2
合  計 73 62 49 184

今年度は、個人戦B級の出場者が少なかった。予選リーグを開くことが困難で、いきなり決勝リーグを開催せざるを得ない状況であった。今後は個人戦C級で入賞した場合は、次の大会は積極的に上の級を目指して参加してほしいと考える。また、選手権大会男子団体戦の出場校が2校だけで、団体戦の開催が危ぶまれるような状況が続いている。全国にもつながる団体戦が実質行えないという事態は避けたいものである。来年度以降も、団体戦が実施できるよう団体戦への積極的な参加をお願いする次第である。


総括

大会を振り返ると、男子では選手権大会個人戦で髙橋君(北陸2)が優勝、準優勝は川縁君(藤島1)、竜王戦は、庄司君(藤島1)が制し、新人大会は優勝が庄司君(藤島1)、2位が髙橋君(北陸2)と、今年度はこの3名が主役であった。また、女子の部では選手権大会と新人戦を制した岩井さん(福井1年)が全国総文・近畿総文・全国新人大会に出場した。来年度も県高校将棋界を牽引してくれることを期待したい。

 最後になりますが、今年度も新型コロナウィルス感染症対策を含め、大会運営等ご協力いただきありがとうございました。県内3大会を無事終えることができましたのも先生方、参加生徒のみなさんのおかげです。来年度もよろしくお願いいたします。